<夕方閣議>「陛下に負担」宮内庁と相談へ(毎日新聞)

 鳩山内閣の閣議が今国会から夕方に行われるようになり、閣議決定文書に署名などをする天皇陛下の執務時間が夜間にずれ込むケースが出ている。平野博文官房長官は4日の記者会見で「陛下のご負担にならないよう宮内庁と十分相談したい」と述べたものの、「国会日程でやむを得ない場合はご理解をいただかねばならない」として、今後も夕方の閣議開催があり得るとの認識を示した。

 定例閣議は通常、火曜と金曜の午前中に行われるが、今国会の召集後、鳩山内閣は3回、国会質疑終了後の夕方に閣議を開いた。首相が質疑前に十分な答弁準備をするため。野党が質問の詳細を通告しないこともあり、首相は質疑がある日は午前6時ごろから公邸で答弁の打ち合わせをしている。自民党政権で十数分程度だった閣議時間が「政治主導」を掲げる鳩山内閣では平均40分程度と長いことも理由となっている。

 宮内庁の羽毛田信吾長官は「一般論で言えば、(午前中に閣議がある)これまでの時間を想定して予定を組んでいるので、それが望ましい」と話した。【横田愛、真鍋光之】

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<毎日映画コンクール>「川崎舞台」華やかに(毎日新聞)

 2009年を代表する映画と映画人を顕彰する「第64回毎日映画コンクール」。8日に川崎市のミューザ川崎シンフォニーホールで行われた表彰式は、緑色のカーペットを踏んで受賞者が入場し、同ホールを本拠地とする東京交響楽団が生演奏で盛り上げるなど、華やかなイベントになった。【勝田友巳、鈴木隆】

 田中絹代賞の高橋恵子さんは「多くの人に支えられて女優を続けてこられた。賞に心から感謝したい」。

 女優助演賞の八千草薫さんは「これからも一本一本、大事に演じたい」。

 男優助演賞の岸部一徳さんは「皆さんの心に響く作品を一生懸命作り上げたい」。

 スポニチグランプリ新人賞の満島ひかりさんと西島隆弘さんは、ともに園子温監督の「愛のむきだし」に出演して受賞。

 満島さんは「壮絶な現場の後で、すてきな賞。うれしい」。

 西島さんは「監督と一緒に戦った」。

 日本映画優秀賞の「劔岳 点の記」の木村大作監督は、撮影賞も受賞。「機会があればまた撮りたい」と二つのトロフィーを掲げ、小躍りしながら退場した。

 ◇「映像のまち」に弾み

 一方、表彰式は60年以上の歴史の中で初めて川崎市で開催された。ドレスアップした受賞者が舞台に登場すると、大きな拍手がおこり、華やかな雰囲気に包まれた。

 女優主演賞の小西真奈美さんは「こんなに素晴らしい賞をいただいて、仕事をするうえで大きな勇気をいただいた」と喜んだ。

 男優主演賞の松山ケンイチさんは、川崎市について、取材に「映画の舞台あいさつでよく来ます。すごく重要なキャンペーンの場所です」と話した。

 出席した阿部孝夫市長は「東京以外では初の開催で、大変光栄に思う。『映像のまち・かわさき』の取り組みにも一段と弾みがつく」と歓迎した。【笈田直樹】

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